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ハラハラドキドキ映画

映画を主人と行った

主人はあまり映画が好きではない
どうしてかと尋ねると
「いい人だと思っていたら、すごい悪い人だったり
この人が恋人かと思っていたら、別の人が出てきて話がこんがらがっる」

邦画は役者の顔が分かるので、少しはいいんですが、洋画はわからなくなるといいます
洋画でも歴史小説的なものはわかる部類です
昔の鞍馬天狗(ふる~~~^!)や寅さんは大丈夫。

ですから主人と映画に行くのには、何を見るかにかかります

今回誘って見たのは「キャプテン フィリップス」

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2009年にソマリア沖でアメリカ所有のコンテナー船が海賊に襲われて
船長が人質に取られた、実際にあった事件の映画です

これは実際なった話をもとにしているので主人が理解できる範囲

第2に主人の仕事が船に乗っていたので これも理解できる範囲

映画が始まったら、そこに映し出された光景は
主人の職場そのものでした

やかましいほどの荷役の現場、声を大きくしないと聞こえないほどのエンジン音
狭い通路 あの油の臭いまでを思い出される現場の映像でした

緊張感いっぱいの映画でした

主人が船に乗っていた頃を思い出しました
今のようにパソコンなどなく連絡は手紙

寄港する港の事務所に手紙を出します。
しかし、その港がキャンセルになるとその手紙は手に渡りません

相談事をしても、それが解決したころに返事が来ることしばしば

まぁ~のんびり好き勝手にやっていてちょうどいい!
そんな風に考えないとやってられない生活です

しかしこの映画のように危険はいっぱい
中東戦争がその危険に当たります

スエズ運河を航行しているとき
まさに戦争の危機にさらされました

テレビのニュースでそのことを聞いたとき
もしかしたら今頃あの辺りを航行中!!!!

しばらくすると会社から電話
私の感が的中

どうなるのかと眠れない夜を何日か経験
会社の主人の仲間がそれぞれに電話を下さり
状況を話してくれます

いい仲間を主人は持っていると思いました。

数日後  スエズ運河を無事通過して 皆無事の知らせを聞いたときはホッとしました

常々 「逃げるときは船長の俺が最後だから。責任は全部俺だから」と言っていました

今は船に乗り海外に行くことがなくなりました

この映画を見て最後に思ったのは、もうこういう心配しなくっていいんだ!

今も海運国日本はたくさんのものを運んできています
もしこの船や乗組員たちに何かがあると 
日本は立ち行かなくなることをみんなは知っているのだろうか


世の中が平和であってほしいとつくづく感じます
罪を作るような環境がなくなることを望みますハラハラドキドキ映画_c0199458_1731282.jpg

今日の一枚の写真は 平和なアマリリス
オランダから来たお花が、
神戸のキレイフラワーをへて
我が家にやってきました

きっとこの花は飛行機で来たんでしょうね

平和であるから この花を楽しめる

感謝です
by bonny-garden | 2013-12-18 17:04 | 生活